【ジャパンネット銀行】預金金利の改定

日銀の利上げの後、各銀行が預金金利の引き上げを行っていますが、
普通預金金利についてみると、メガバンク等の金利が概ね 0.2%程度なのに対し、ネット銀行の金利は、イーバンク 0.35%、ジャパンネット銀行 0.3〜0.4%、ソニー銀行 0.3%と一段高い金利を提示しています。

ネット銀行の預金金利が高く設定しているのは、預金を集めようということもありますが、ネット銀行は、低コストなので預金金利を高く設定できる ⇒ ネット銀行に口座を開こうというように持っていきたいということでしょう。

ただ、ジャパンネット銀行の場合、3月19日から、300万円以上、1000万円以上の場合、預金金利を1ヶ月定期並みに金利を高くしていますが、預金を集めたいということならわかるのですが、300万円や1000万円で段階的に金利を高くする金利体系は、金利が高い銀行ということを利用者に訴求したいということであればどうなんでしょうか?それとも、0.5%未満であれば、無担保コールで運用できるので、効率的に資金調達・運用をしようということなのでしょうか??
http://www.japannetbank.co.jp/information/interest/deposit.html

イーバンク銀行ソニー銀行は、高い金利で預金を集めて、満期時により利益率の高い投資信託や外貨預金、仕組定期等を売ろうということは、理解できるのですが、
ジャパンネット銀行の場合、集めた預金をどうしようとしているのでしょうか?MRFの水準が 0.309%ということを考え合わせると、けして低い水準ではありません。