中間決算

経常利益 マイナス52億96百万円、当期(中間)純利益 マイナス53億67百万円ですか、この数字をみると、ATM手数料の改悪もわかる気がします。
FSA(金融庁)からも収益管理を相当厳しく言われているのではないでしょうか?

注目は、手数料の改悪とこの決算をみて、お客さんがどう動くかということです。

経常収益については、証券口座入金サービス、スポーツ振興くじtoto」のインターネット販売、公営競技への決済サービス、法人のお客様向けのリアルタイム決済サービス、「イーバンクジャストマッチ」サービス、VISAデビット機能付きキャッシュカード(以下「イーバンクマネーカード」といいます。)の発行等により決済収益が伸びたことを背景として、電子決済サービス業務関連収益が増加いたしました。
また、投資信託の銘柄増加による販売及び管理手数料収入の増加等により金融サービス販売業務関連収益が増加いたしました。
さらには、運用資産ポートフォリオの積み上げを行った一方で、信託財産であるファンドオブファンズ(以下「ファンド等」といいます。)の運用成績の悪化等により運用調達業務関連収益は減少いたしました。
結果として、経常収益は93億89百万円(前中間連結会計期間比28億93百万円、44.54%増)となりました。

一方、経常費用については、預金量の増加・調達金利上昇により資金調達費用が増加し、業容の拡大に伴いそれぞれの業務に関連する費用が総じて増加するとともに、営業経費も増加いたしました。
加えて、当行の保有する外国債券等の減損・評価損等によりその他業務費用が、株式等の減損等によりその他経常費用がそれぞれ増加いたしました。
これらの結果として、経常費用は145億71百万円(前中間連結会計期間比73億37百万円、101.42%増)となりました。
その結果、経常損失は51億81百万円(前中間連結会計期間は7億38百万円の経常損失)となりました。
特別利益は、ポートフォリオの組換えによる貸倒引当金戻入益の計上により29百万円(前中間連結会計期間比66.89%減)となりました。
特別損失は、新システム導入に伴う固定資産処分損により95百万円(前中間連結会計期間は計上なし)となりました。
その結果、税金等調整前中間純損失は52億48百万円(前中間連結会計期間は6億50百万円の税金等調整前中間純損失)、中間純損失は52億42百万円(前中間連結会計期間は6億25百万円の中間純損失)となりました。