HSBCプレミア

HSBCが、金融資産1,000万円から1億円の金融資産を保有されている日本で個人向け金融業務を始めるそうです。
日本でのHSBCのリテールのビジネスというと、「マネーポート」という外貨宅配サービスしか印象にないのですが、果たしてどうでしょうか
シティバンクやスイスの銀行というと、日本人にとって‘あこがれ’があるでしょうが、香港上海銀行HSBCプライベートバンキングといわれてもピンとこないのではないでしょうか

HSBC、日本で個人向け金融業務に参入
− マス富裕層向けのサービスを2008年1月に開始予定 −
9月6日、ロンドンに本拠をおく世界有数の金融・銀行グループであるHSBCは、監督当局の認可取得を前提に、2008年1月をめどに日本で個人向け金融業務に参入するべく準備をはじめていると発表しました。
すでにグローバルに展開しているHSBCの個人向けウェルスマネジメント・サービスであるHSBC Premier(HSBCプレミア) をHSBCグループの香港上海銀行を通じて日本で展開していく予定です。
日本でのHSBCプレミアは、1,000万円以上をお預け入れ頂く事の可能なマス富裕層注1)のお客様のための専門銀行サービスとして、クオリティーの高い個人向けウェルスマネジメント・サービスを提供します。
高度な訓練を受けたリレーションシップマネジャーが、お客様ひとりひとりの専任担当者として付き、資産形成のお手伝いをします。
HSBCグループの香港上海銀行は、2008年1月から、東京、大阪をはじめ、各主要都市に順次HSBCプレミアセンター(店舗)を開設していく予定です。
当初は、630万人注2)と想定される首都圏と関西圏在住の1,000万円以上の金融資産を保有されている方々を対象にサービスを提供する計画です。
HSBCプレミアは、成長著しい富裕層向けの初のグローバルな個人向けウェルスマネジメント・サービスとして、2000年に、サービスを開始しました。
すでに、世界の35の国と地域に、250ものHSBCプレミアセンターがあり、200万人以上の顧客にサービスを提供しています。
お客様はHSBCプレミアを利用することにより、世界どこでも、同レベルの銀行サービスを受けることができます。海外に勤務または居住するお客様、あるいはインターナショナルな銀行サービスを必要とするお客様は、HSBCのもつ専門性とネットワークを最大限に活用したさまざまな金融商品やサービスを通して、どこにいても日本にいるような感覚で、銀行サービスを受けることができます。
HSBCグループの香港上海銀行在日代表兼 CEO、スチュアート・ミルンは、「HSBCは、世界第2の経済大国である日本で140 年以上にわたり銀行業務を行ってきました。
個人金融業務に参入することにより、日本での存在感をさらに高めていきたいと考えています。
HSBCは、グローバルに展開するウェルスマネジメント・サービスや営業を行っている各国や地域に関する深い知識、またグループの特長でもあるインターナショナルな銀行サービスを通して、マス富裕層の方々をご支援します。働き盛りの方や定年退職を迎えられる方、あるいは引退後の方まで、各々のお客様のニーズにお応えしたウェルスマネジメントを体験して頂きたいと願っています。」と述べています。
注記:
1: HSBCでは、金融資産1,000万円から1億円の金融資産を保有されている方々を日本のマス富裕層と定義しています。
2:2007年当行調べ。「Market Sizing Study」より(協力:TNS-Infoplan)

http://www.hsbc.co.jp/jp/shared/pdf/premier_j.pdf