預金等不正引出し

全国銀行協会によると、盗難カードによる不正払出しの802件 318百万円には、及びませんが、インターネット・バンキングによる預金の不正引き出しも41件 58百万円と増えてきています。

定義が、本人の意思によらずに、当該口座の預金が不正に移動されている等、本人以外による預金の不正な払戻しが発生しており、不正な資金移動後、実際に不正利用者により預金が払い出された件数・金額ですので、未遂を含めるともっとおおいのでしょう。

「インターネット・バンキングによる預金等不正引出し」に関するアンケート結果
(対象:正会員・準会員182 行)(単位:件、百万円)
平成17 年 4 月〜 6 月  2件  1百万円
平成17 年 7 月〜 9 月  13   12
平成17 年10 月〜12 月 16   13
平成18 年 1 月〜 3 月  8    4
平成18 年 4 月〜 6 月  4    12
平成18 年 7 月〜 9 月  15   13
平成18 年10 月〜12 月 17   14
平成19 年 1 月〜 3 月  30   18
平成19 年 4 月〜 6 月  41   58
(注1) アンケート結果は、自行のお客さま(預金者)からの申出があり、その時点で当該口座を確認したところ、本人の意思によらずに、当該口座の預金が不正に移動されている等、本人以外による預金の不正な払戻しが発生しており、不正な資金移動後、実際に不正利用者により預金が払い出された件数・金額を計上。
(注2)「時期」とは当該事案について、不正な資金移動が発生した時期。
(注3)「件数」は、原則、預金名義人単位の件数。

http://www.zenginkyo.or.jp/news/19/pdf/news190823_4.pdf