【投資信託】80兆円

投資信託協会の発表によると公募投信の純資産総額は前月末に比べて3兆4767億円増え、81兆9767億円となり、1年近くに渡り過去最高を更新しているということです。

投信拡大、初の80兆円超 販売ルート多様化も追い風 6月純資産

投資信託協会が12日に発表した6月の投資信託概況によると投信(公募)の純資産総額は前月末に比べて3兆4767億円増え、81兆9767億円となり、2006年8月から11カ月連続で過去最高を更新し、初めて80兆円台を超えた。預貯金の低金利が続いているうえ、国内外の株価回復で高利回りを期待して投信に資金が流入。銀行や郵便局など販売ルートの多様化も追い風となっており、国が推進する「貯蓄から投資へ」の流れが加速してきた。

株式投信は2兆9188億円増え67兆9119億円と13カ月連続で過去最高を更新。純資産額は今年4月に60兆円に達したばかりだが、夏のボーナス資金の流入で、7月末には70兆円を超えるとの見方が多い。

社債投信は5178億円増の11兆1747億円、MMFは401億円増の2兆8900億円だった。

純資産増加の牽引(けんいん)役である株式投信のなかでも世界の投信に再投資する「ファンド・オブ・ファンズ」が特に好調。毎月9000億〜1兆円の資金が流入しており純資産総額は18兆9997億円にまで増加。株式投信全体の3割弱を占めるにまで急拡大している。<<

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