口座振替契約サービス

口座振替契約のWEBでの契約は、各銀行が独自の仕様で委託先企業と契約を行っていましたが、NTTデータが旗振りをして標準化を進めるようです。
口座振替の契約は紙による契約が主体で、銀行としては非効率な人海戦術で実施している業務のひとつですので、効果が期待できます。
また、それ以上に影響が大きいのは、印鑑登録を必須としていないネット銀行でしょう。
口座振替の契約がWEBで済むようになれば、ネット銀行での口座振替サービスの提携が進むのではないでしょうか

インターネット・携帯電話による口座振替契約手続サービスを開始
インターネット・携帯電話による新・口座振替契約手続サービス開始について
〜「口座振替契約受付用サイト」の活用により口座振替契約手続を簡素化〜
株式会社三井住友銀行(頭取:奥 正之)は平成19年10月22日(月)より、株式会社NTTデータ(代表取締役社長:山下 徹)の提供する「口座振替契約受付用サイト」を活用して、インターネットまたは携帯電話にて口座振替の契約手続を可能とするサービス(サービス名称「かんたんネットDE口振契約サービス」)を開始します。
現在、口座振替の契約手続は利用者→収納企業→銀行へと口座振替の書類が授受される方式が主流であり、利用者・収納企業にて書類記入・書類授受・銀行あて提出・記入不備の対応といった作業があるため、口座振替の利用開始までに1〜2週間程度の処理日数を要していました。
本サービスでは、三井住友銀行の個人向けインターネットバンキング「One’sダイレクト」のご契約者であれば、「口座振替契約受付用サイト」にアクセス・操作することにより、即時に口座振替契約の申込が完了できます。
また、収納企業は「口座振替契約受付用サイト」を利用することにより、口座振替の受付サイトの構築、各銀行あてのシステム接続を行う必要がなく、容易に口座振替サービスを利用することが可能となり、利用者、収納企業、双方の利便性を大幅に向上させることが可能となります。
口座振替契約受付用サイト」は、NTTデータが「ネット口座振替受付ゲートウェイ(※)」上で提供する日本初の統一プラットフォームで、三井住友銀行は「口座振替契約受付用サイト」の利用に参画する第一号の銀行となります。
(※)「ネット口座振替受付ゲートウェイ
 各金融機関が個別に提供するネット口座振替受付サービスに、共通的なインタフェースで接続できる口座振替契約の受付プラットフォームシステム。