東京スター銀行とATM・CDオンライン提携契約を解約

三菱東京UFJ銀行が、東京スター銀行との間のATM・CDオンライン提携契約を解約することを発表しました。
銀行間のATMネットワークの利用にあたっては、通常、ATMの設置銀行に対して、利用者が支払う105円から210円(時間帯による)のほかに、口座の保有銀行が、105円から210円(金額による)の銀行間の手数料を支払うことになっています。

1回のATMの出金で、210円から420円の手数料をとっているのですから、まさに 規制時代の遺物なのでしょう

今後、ATM運営の効率化によってこれらのコストが下がり、利用者に還元されることを望みます。

三菱東京UFJ銀行、東京スター銀行とATM・CDオンライン提携契約を解約
株式会社東京スター銀行との間のATM・CDオンライン提携契約の解約について


 株式会社三菱東京UFJ銀行(頭取 永易克典(ながやすかつのり))は、今般、株式会社東京スター銀行(代表執行役頭取CEO タッド・バッジ)との間のATM・CDオンライン提携契約を解約し、同行へのATM・CD業務の委託を取り止めることとしましたので、お知らせいたします。
 これにより、東京スター銀行のATM・CDなどのオンライン現金自動支払機において、当行のキャッシュカードが利用できなくなります。これまで、同行をご利用いただいておりました当行のお客さまには、今後ご不便をお掛けすることになりますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。

 なお、当行のキャッシュカードを利用した現金のお引き出しについて、以下の金融機関等のATM・CDでは、平日日中時間帯は手数料無料でご利用いただけます。ご利用いただけるATM・CDの台数は、当行のATM・CDを含めて全国約5万5千台となります。

【対象となる金融機関等】
コンビニATM(株式会社セブン銀行、株式会社イーネット、株式会社ローソン・エイティエム・ネットワークスが運営するコンビニATM)・三菱UFJ信託銀行・十六銀行岐阜銀行愛知銀行中京銀行名古屋銀行百五銀行泉州銀行大正銀行イオン銀行・JAバンク(※1)

(※1) JAバンクとは、平成20年10月20日より実施予定

1. 実施日
 平成20年11月4日(火)より

2. 実施内容
 東京スター銀行のATM・CDなどのオンライン現金自動支払機(兼用機を含む)(※2)において、当行のキャッシュカードを利用した、現金のお引き出し・残高照会・お振込のお取引がご利用いただけません(ご入金は、これまでもお取り扱いしておりません)。
 なお、東京スター銀行のキャッシュカードをご利用のお客さまは、11月4日以降も、これまでと同様に当行本支店のATM・CDをご利用いただけます。

(※2) 東京スター銀行の本支店および店舗外ATM・CD、東京スター銀行が東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県のコンビニ「サークルK」と「サンクス」で展開する「ゼロバンクATM・CD」、その他全国各地のスーパーや駅などに設置された東京スター銀行が管理・運営する全てのATM・CDが対象となります。


1口座あたりの預金残高

ネット銀行各社の1口座あたりの1口座あたりの預金残高をみると
20万円程度のジャパンネット&イーバンク組 と
200万円前後のソニー銀行住信SBIネット銀行の2つにわかれています。

ジャパンネット銀行  23万円 
  預金残高  4,343億円 口座数 1,867千口座 (2008年6月末)

イーバンク銀行    28万円
  預金残高  7,994億円 口座数 2,844千口座 (2008年7月末)

ソニー銀行 198万円
  預金残高 12,929億円 口座数  652千口座 (2008年7月末)

住信SBIネット銀行 200万円
  預金残高  4,000億円 口座数  200千口座  (2008年8月11日)

さて、じぶん銀行はどちらに入るでしょうか、
イメージ的には、ジャパンネット&イーバンク組のような気がします。

預金残高4,000億円

住信SBIネット銀行の預金残高が4,000億円、口座数が20万口座を突破ということです。
昨年の9月の開業から320日とのこと。

預金総残高4,000億円突破のお知らせ

住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:田中嘉一、以下「住信SBIネット銀行」という)は、平成20年8月8日時点の預金総残高が4,000億円(※)を突破いたしました。

当社は、昨年9月24日の営業開始以来、
1. 競争力のある金利の設定
2. ATMの入出金手数料および振込手数料の無料化(※※)
3. 預金金利の優遇、外貨取引の為替手数料の優遇といった各種キャンペーンの実施
4. SBI 証券株式会社(以下「SBI証券」という)との連携サービスである「ハイブリッド普通預金(※※※)」や、8通貨・リアルタイム為替レート・指値手数料無料・複合指値注文もできる特徴的な外貨預金などの画期的な商品・サービスの提供
5. ご利用いただけるATMの追加(セブン銀行、ゆうちょ銀行のATMに加え、本年7月22日からは、イーネット、ローソンATMのATMがご利用いただけるようになりました)や決済サービスの拡充などの提携先の拡大
など、幅広いお客さまに当社が提供するインターネット金融取引の利便性を実感いただけるよう取り組んでまいりましたが、開業から320日で、預金総残高が4,000億円を突破いたしました。

特に、現在実施中の「【夏のボーナスキャンペーン】定期預金特別金利キャンペーン」「外貨買付時の為替コスト 0 円(無料)キャンペーン」はご好評をいただいており、円定期預金は前期末比1.3倍、外貨預金は前期末比1.5倍と、いずれも残高が大きく伸びています。
また、ハイブリッド普通預金は、競争力のある金利設定に加え、株式等「投資の待機資金としての機動性」と、「普通預金としての利便性や安全性」をあわせ持つ点を高く評価いただき、本年8月8日時点で755億円を上回る残高となっております。さらに、本年8月4日からは、SBI 証券で信用取引をご利用されているお客さまのお申込みも可能となり、ますます多くのかたにご利用いただけるようになりました。

なお、口座数は、本年8月8日時点で20万口座を突破しております。

住信SBIネット銀行は、今後もさらなる利便性向上に資するサービスの拡大に向けて、様々な検討を行っていくことにより、「顧客中心主義」の徹底に努めてまいります。


普通預金、円定期預金、ハイブリッド普通預金、外貨普通預金、外貨定期預金の合計。
外貨預金については当社所定レートによる換算後。

※※
ATM出金手数料は、セブン銀行のATMをご利用の場合は無料。ゆうちょ銀行、イーネット、ローソンATMのATMをご利用の場合は、合計で毎月5回まで無料、6回目からは1回105円(税込)。
振込手数料は、毎月3回まで無料(ただし、イーバンク銀行への振込を除きます)。

※※※
「ハイブリッド普通預金」は住信SBIネット銀行とSBI 証券双方に口座をお持ちの方のみご利用いただけます(別途お申込みの手続きが必要です)。

預金残高

イーバンク銀行の7月末の預金残高が、この1か月で25億円減っています。
この間口座数が6万3千口座も増えていますので、1口座20万円としても、実質的には合計で約150億円減っているということになります。

ソニー銀行住信SBIネット銀行は順調に預金量を伸ばしているそうですが、今後、高金利の定期を満期を迎えていった場合にどうなるでしょうか?


  口座数 預金残高
7月末日時点 2,844  千口座 7,995  億円
6月末日時点 2,807  千口座 8,020  億円
5月末日時点 2,768  千口座 7,957  億円
4月末日時点 2,714  千口座 7,834  億円
3月末日時点 2,660  千口座 7,601  億円
2月末日時点 2,607  千口座 7,132  億円
1月末日時点 2,566  千口座 6,948  億円
※口座数は累計口座開設承認数(解約件数を除く)

JNB電子マネー

興味深いサービスです。
まるで、開業直後のイーバンク銀行です。

※開業当初のイーバンクは、全銀ともATMともつながっておらず、三井住友や旧DKB、りそな等のバーチャル口座を通じて入金し、不要になったら、あらかじめ登録のある他の銀行口座の銀行口座に振り込む仕組みになっていました。

当時の経営者は、オンライン型の電子マネーが銀行免許をとるといっていました。

Yahoo!オークション、日本初の電子マネー口座による新しい決済方法を導入開始
                             2008年8月4日
各 位
                            ヤフー株式会社
                      株式会社ジャパンネット銀行
Yahoo!オークション
日本初の電子マネー口座による新しい決済方法を導入開始
Yahoo!ネットバンキングのアドレス http://bank.yahoo.co.jp/
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は8月5日より、Yahoo!オークションにおいて、株式会社ジャパンネット銀行(以下、ジャパンネット銀行)が提供する新たな決済サービス「JNB電子マネー」の導入を開始します。
JNB電子マネー」は、Yahoo! JAPAN IDに紐付いた電子マネー口座です(いわゆる普通預金口座ではありません)。本口座は、Yahoo!ウォレットの登録者であれば誰でもWEB上の操作で簡単に開設することができ、一度開設すれば解約するまで利用していただけます。
JNB電子マネー」口座を開設することにより、Yahoo!オークションが安心で便利な決済サービスとして提供している「受け取り後決済サービス」「代金支払い管理サービス」などをご利用いただけます。
これまでは、ジャパンネット銀行普通預金口座を持っている方に限り上記サービスの利用が可能でしたが、今後は「JNB電子マネー」口座を開設するだけで、これらのサービスを利用できるようになります。これにより、落札者が商品の到着を確認してから決済が行われる“商品到着後決済”が可能となり、「代金を振り込んだのに商品が送られてこない」といったネットオークションのトラブルを回避することができます。
JNB電子マネー」への入金は、ジャパンネット銀行が発行する入金用口座番号(ワンタイム口座)への振り込みにより行います。振り込みの際に負担する振込手数料以外の手数料は不要です。「JNB電子マネー」から支払いをする際は所定の換金手数料が必要となります。(月1回に限り無料でご利用いただけます。)
Yahoo! JAPANでは、Yahoo!オークションにおけるトラブルの撲滅に向け、これまでもさまざまな詐欺対策を行ってまいりました。その結果、Yahoo!オークションにおける詐欺被害は大幅に減少しています。(前年同期比80%以上減)今回、ジャパンネット銀行の「JNB電子マネー」導入により、さらに安心してインターネットオークションを楽しめる環境づくりに尽力いたします。
補償金額の2007年6月と2008年6月の比較

Yahoo! JAPANジャパンネット銀行は、「JNB電子マネー」をご利用いただけるサービスを順次拡大していく予定です。
JNB電子マネー」の詳細は下記のとおりです。

【名称】
JNB電子マネー
【サービス開始日】
2008年8月5日(火曜日)
【利用対象者】
Yahoo!ウォレットに登録されている方
ジャパンネット銀行普通預金口座をお持ちでない方もご利用になれます。)
【入金から換金までの流れ】
1. (落札者)
利用者本人による自身の「JNB電子マネー」口座への入金(残高チャージ)
全国の金融機関から入金できます。
2. (落札者→出品者)
落札者の「JNB電子マネー」口座から、Yahoo!ネットバンキングの決済サービスを通じて出品者の「JNB電子マネー」口座へ送金
3. (出品者)
JNB電子マネー」口座から、任意の銀行口座への振込出金(換金) ジャパンネット銀行以外の口座での振込出金(換金)も可能

【換金手数料】
JNB電子マネーから銀行口座に換金(振込依頼)する場合は、所定の換金手数料が必要です。換金手数料は、月1回に限り無料になります。
換金手数料(税込み) ジャパンネット銀行口座宛 52円
他行口座宛 3万円未満 168円
3万円以上 262円
ゆうちょ銀行宛 294円

「受け取り後決済サービス」「代金支払い管理サービス」「Yahoo!ネットバンキング支払」の支払手数料は無料です。

株主も楽天もでした

勘違いしていました。
本日のフジサンケイビジネスアイによると、楽天への増資とは別に、株主割り当てを行うそうです。
その前提とすると、PBRは、2倍という評価ということですね

イーバンク楽天による増資とは別に、9月に株主割り当てにより最大200億円の資本増強を行う計画。一連の増資で、6月末で6・42%の自己資本比率を20%程度に引き上げる方向だ。同行の松尾泰一社長は東京・日本橋本石町の日銀本店で会見し、「サブプライム問題で資本を棄損(きそん)しており、増資によって経営体力の増強を図る。本業の面でも収益的にメリットがある楽天と組むのが良いと判断した」と述べた。

楽天との資本提携

楽天イーバンク銀行資本提携を発表しました。

楽天イーバンク銀行の資本・業務提携に関する基本合意について
楽天株式会社(東京都品川区 代表取締役会長兼社長 三木谷浩史、以下「楽天」)とイーバンク銀行株式会社(代表取締役社長 松尾 泰一、以下「イーバンク銀行」)は、本日、下記資本・業務提携に関して基本合意に至りましたのでお知らせします。

1.提携理由および背景の目的
楽天およびイーバンク銀行は、ネットショッピングを中心にインターネット総合サービスを楽天グループ会員4630万人(2008年3月末日現在)に提供する楽天と、約280万口座(平成20年6月末現在)を有し、独自の先進的な決済サービス・機能を提供するインターネット専業銀行であるイーバンク銀行とが提携することにより、さらに顧客利便性の高い決済サービスの提供、豊富な金融サービスの提供、商品・サービス開発が可能と考え、業務提携に向けた検討・協議を本格化させることに合意しました。
また、両社の信頼・協力関係を強固なものとするために、楽天は第三者割当により発行されるイーバンク銀行の株式の引受を行う予定です。

2.資本・業務提携の内容
楽天およびイーバンク銀行は、ネットショッピングを中心にインターネット総合サービスを楽天グループ会員4630万人(2008年3月末日現在)に提供する楽天と、約280万口座(平成20年6月末現在)を有し、独自の先進的な決済サービス・機能を提供するインターネット専業銀行であるイーバンク銀行とが提携することにより、さらに顧客利便性の高い決済サービスの提供、豊富な金融サービスの提供、商品・サービス開発が可能と考え、業務提携に向けた検討・協議を本格化させることに合意しました。
また、両社の信頼・協力関係を強固なものとするために、楽天は第三者割当により発行されるイーバンク銀行の株式の引受を行う予定です。
(1) 両社の持つネットビジネスの強みを活かし、今後、以下のような業務分野において提携内容、推進体制の協議を開始したいと考えております。
  ・顧客利便性の高い決済サービスの提供
  ・相互の顧客紹介による戦略的なマーケティング
  ・新たな金融商品・金融サービスの開発
(2) 第三者割当により発行されるイーバンク銀行優先株式楽天による引受け。具体的な株数・金額等は今後協議してまいりますが、2008年9月末までに総額200億円程度の実行を予定しております。

イーバンク自己資本の部は、約100億円ですので、200億円の増資ということでしたので、6割以上を握るのかと思ったのですが、どうも約3割ということです。そうすると、このような赤字企業に PBR4倍という評価ですので高いのではないでしょうか